気になりますよね。
2019.11.19
気になりますよね。
『なんか歯が茶色くなってきたな~』
ということが気になり、クリーニングされる患者さんがよくいらっしゃいます。
とくに前歯は鏡を見ると気になってしまいますよね。
この着色自体に害はありませんが、そのまま放置しておくと、
汚れが上に重なり、より着色しやすくなってきてしまいます。
また、着色がついていると、表面がざらざらになるので、
その上にプラークがつきやすくなります。
むし歯ではないのに、歯が茶色いと、しっかり歯磨きをしていても、
もったいないですよね。前歯だと、見た目も気になると思います。
そこで今回は、着色についてお話していきます。
①原因
歯についている着色は、
食物中に含まれるポリフェノール類と、歯の表面のエナメル質をおおっている、
ペリクル(歯の表面をおおっている薄い膜)というタンパク質が結びついたものです。
・色の濃い食べ物、飲み物(主に、ポリフェノール類)
→コーヒー、紅茶、ウーロン茶、緑茶、赤ワインなどの飲み物
カレー、チョコレート、ブルーベリーなどの食べ物
醤油、ケチャップ、ソースなどの調味料
どうして色の濃い食品は、
おいしいものが多いのでしょうか、、
わたしも好きなものばかりなので、
食べない!ということは出来ません。
そして、粘着力が高いのが、
・タバコの「ヤニ」
残念ながら1回ついてしまった着色は、
歯磨き粉を使っても落とすことはできないのです。
つかないように予防することが一番大切です!!
②予防
・食生活
好きな食べ物であればやめられないですが、、
できるだけ色の濃い食べ物を控えてください。
・食べたらすぐ歯磨きをする
色の濃い物を食べたらできるだけすぐ歯を磨くようにしましょう。
・口をゆすぐ
歯磨きがすぐにできない場合は、口を軽くゆすいでください。
・ガムを噛む
お水がない場合は、ガムを噛んで唾液をだすことでも予防できます。
・歯磨き粉
研磨剤入りの歯磨き粉が効果的ですが、
大量に入ったものだと、歯の表面を傷付けてしまうので、
使用頻度は週1回程度に抑えることをおすすめします。
☆歯磨き粉で研磨剤として使われる成分は主に...
・リン酸水素カルシウム ・水酸化アルミニウム ・無水ケイ酸 ・炭酸カルシウム 他
③まとめ
ついてしまった着色は、
歯科医院での定期的なクリーニングでとりのぞくことができます。
←機械的にクリームでとりのぞきます
しかし、着色しないように普段の生活で予防することができるので、
意識するところから始めてみてください!
歯が白いだけでも、清潔感があり、顔も明るくみえます。
きれいで清潔な歯を保ち、おもいっきり笑いたいですよね(ˆ∇ˆ)◊◊
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