インプラントのセミナーに行ってきました!!
2016.07.28インプラントのセミナーに参加!!
こんにちは!!
院長の小泉です。
先日、日曜日を休診とさせて頂いて都内で開催されたインプラントのセミナーに参加させていただきました。「ストローマン(Straumann)」というメーカーの主催で、今回のセミナーはインプラントの埋入(インプラントを骨に入れること)から最終的に歯を作るところまでの非常に基本的なものでした。
朝9時半から始まり、お昼休憩を挟んで17時半までの長丁場でしたが、とても様々な事を吸収できたと思います。
ここで、インプラントについての僕なりの考えを書こうと思います。
・インプラントとは何か??
このブログでも、インプラントについて書いたことがあります。また、ホームページにも詳しく書いてあります。もしお時間ありましたらそちらもご覧になってください。
小泉デンタルクリニック ブログ「インプラントってなんだ??」
大まかに言うと、インプラントとは・・・
「歯を失ったところに人工の根を入れて、再び歯を作りましょう」
ということです。
インプラントと言われる人工の根を骨の中に入れる、すなわち人工物を体内に入れて使おうということになります。元々自分の身体ではないものを埋め込むので、患者さんご自身にも負担はありますし、インプラント治療を行う歯科医師も確かな知識、技術、そして豊富な経験が必要となっていきます。
・インプラントにおける問題点
インプラント治療の事故やトラブルのお話はよく耳にします。事故やトラブルには様々な原因があると思います。その中でも多いのではないかと思われるのは・・・
「治療前の検査、診断、計画を正しくしているか?」
です。
インプラント治療は一種の外科処置、手術になるわけです。インプラントを入れる骨の周りには色々な組織があります。上のアゴの骨であれば、副鼻腔といわれる大きな鼻の穴があります。下のアゴには骨の中に太い血管と神経が通っています。それらの正しい位置をレントゲンやCTによって確認しなければなりません。
また、インプラントは最終的に歯が入り反対側の歯と噛み合わせます。最終的に入れる歯をどの位置で噛み合わせるのが良いか、シュミレーションをしないとインプラントを入れる位置が決まりません。
前歯にインプラントを入れる場合、見た目も考慮しなければなりません。歯を入れても歯ぐきが下がって見た目が悪くならないよう、歯ぐきや骨の厚みを検査したうえでインプラントを入れなければなりません。
このように、インプラントをする際は、様々なことに注意しなければなりません。インプラントにおいては、検査をし正しい診断計画をすることで初めて安全に行うことが出来ると思います。
・インプラントは怖い??
上に書いたことを見ると、「何かインプラントって怖いなぁ・・・。」と思われるかもしれません。
そんなことはありません!!
インプラント自体はとても良い治療法だと思います。歯を失ったところにもう一度歯を作ることが出来るのです。ブリッジのように両隣の歯を削ってしまったり、入れ歯の様な違和感はありません。
手術自体も通常30分ぐらいで終わってしまいます。
大切なのは、やはり「安全にインプラントを行うこと!!」です。
そのために歯科医師は、日々本を読んで最新の情報を学び、セミナーや講習会で実習をし技術を高めています。
どうか、雑誌やテレビの情報でインプラントを嫌いにならないで下さい・・・。
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