なんで虫歯になっちゃうの!?

2016.07.18

なんで虫歯になっちゃうの!?

こんにちは!!院長の小泉です。

虫歯ってなぜなってしまうと思いますか!?甘いものを食べたから?歯磨きをしなかったから??虫歯になってしまう原因は、お口の様々な環境によります。そこには意外と怖いことも・・・。今回はそんな「虫歯」の正体についてお話します。

1.虫歯の原因はバイ菌!!

虫歯 細菌

人のお口の中には、実はたくさんの細菌が存在しています。その数なんと数億~数十億匹と言われています。想像を超える細菌がウヨウヨしているんです。また数だけでなく種類も多く、代表的なものを書くと・・・

  • Streptococcus salivarius
  • Streptococcus mitis
  • Streptococcus sanguinis
  • Streptococcus mitior
  • Streptococcus mutans
  • Porphyromonas gingivalis
  • Bacterionema matruchotii
  • Propionbacterium acnes

などなど・・・。

この中でも上から5番目、Streptococcus mutans ストレプトコッカス・ミュータンスという細菌が虫歯の原因だと言われています。

(ちなみに下から3番目、Porphyromonas gingivalis ポルフィロモナス・ジンジバリスという細菌は歯周病の原因だと言われています。)

このように、虫歯の原因はお口の中のバイ菌なのです!

では、なぜバイ菌は虫歯を作っていくのでしょうか??

2.バイ菌が虫歯を作る!!

食事をし食べ物を食べると、その残りがお口の中に残ります。その食べ残しと唾液、そして上記のバイ菌が集まって一つの塊を作ります。この塊の事を「プラーク(歯垢)」といいます。このプラークは歯磨きで落とすことが出来ます。プラークを放置してしまうと、中にいるバイ菌がネバネバした物質を出し、周りを覆ってしまいます。この状態を「バイオフィルム」と言います。バイオフィルムは歯の表面にくっついてしまい、なかなか取り除くことが出来ないため、バイ菌がそこに留まってしまいます。

バイオフィルムの中のバイ菌は食べ残しの中の糖類をエサにしてどんどん増えていきます。さらに糖類を食べた後、バイ菌は乳酸などの酸を放出します。この酸が歯の質を溶かし、虫歯になっていきます。これを歯の「脱灰」といいます。

すなわち、虫歯の原因とは、バイ菌が出す「酸」なのです!!

3.でも、自分の体も黙っちゃいない!!

バイ菌の出す酸によって歯は溶かされ,虫歯になっていきます。

それに対し、ご自身の体は虫歯から歯を守ろうとしていきます。

バイ菌が酸を出すことによって、お口の中が酸性になっていきます。この酸性になっている時間が長いほど、虫歯は進行していきます。しかし数十分後、唾液の成分によって酸性からアルカリ性に変化していきます。そうすることで酸によって溶かされた歯を修復してくれます。これを歯の「再石灰化」といいます。

食事の後、お口の中では「脱灰」と「再石灰化」が繰り返され、身体自身が虫歯から歯を守ってくれているのです。

4.虫歯になりやすい3つのポイント

唾液が再石灰化によって修復してくれたとしても、限度を超えてしまうと虫歯になってしまいます。

虫歯を進行させてしまうには、3つのポイントがあります。

① 甘いものを食べる頻度が多い。

チョコレート

バイ菌は糖質を食べて酸を出します。糖質の中でも砂糖に入っているスクロースが最も酸を出すと言われています。一度にたくさんの甘いものを食べるよりも長い時間食べ続けるほうが、虫歯にはなりやすいです。

具体的に言うと、アメやガムを常に食べていたり缶コーヒーやスポーツドリンクを良く飲んでいると、虫歯になるリスクは高くなります。

② 口で呼吸する。

鼻の通りが悪く口で呼吸をする方は、虫歯が多い傾向にあります。

理由はお口の中が乾燥しやすいからです。口で呼吸すると唾液の量が減り、乾燥しやすくなります。唾液は酸で溶かされた歯を再石灰化で修復するだけでなく、歯に付いたプラークを洗い落としてくれる役割もあります。

唾液の量が少なくなることにより、プラークが残りやすく再石灰化の能力が低下するため、虫歯が進行してしまいます。

③ 歯ブラシでプラークを取りきれていない。

フリー素材

虫歯の原因でもあるプラークは、歯の噛む面の溝や歯と歯の間の隙間、歯周ポケットと呼ばれる歯と歯ぐきの隙間に多くいます。

そのような場所のプラークを取り除くには、適したブラシの当て方や歯間ブラシ、デンタルフロスのような清掃器具を使用しないといけません。

歯医者さんや歯科衛生士さんに使い方を指導して頂き正しく使用することで、プラークを取り除くことが出来ます。

5.まとめ

日本人にとって、虫歯とは風邪と並んで一般的な病気です。虫歯や歯周病の原因となるバイ菌は、全身的な病気との関連性が最近分かってきました。(肺炎や心内膜炎など)

ブラッシングによって、お口に中のバイ菌の数を減らすことにより、虫歯や歯周病だけでなく身体を守ることが出来ます。

歯の隅々まで細かくブラッシングをして、憎きプラークをやっつけましょう!!

僕も酔っ払ってブラッシングせずに寝てしまわないように、気をつけます・・・。

 

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