歯科定期検診に行くべき本当の理由とは?
2022.09.06
こんにちわ!
歯科衛生士の篠田です^^
みなさん、今後『国民皆歯科検診』の導入を、政府が発表したことをご存知ですか?
今日本では、歯科での定期検診が重要視されているんです。
当院でも、定期検診で来院される患者さんが増えてきている一方で、その大切さをまだ伝えきれていないのが現状です。
そもそも、『定期検診』とはどういったことでしょうか?
”定期的に健康状態を調べ 、潜在する各種の病気を早期に発見し、治療するための医学的な検査”
つまり、重症化する前に病気を発見し、治療をすることです。
また、病気を早い段階に見つけることで、最小限の治療に抑えることができます。
それに加えて歯科では、もうひとつ目的があります。
《歯科定期検診について》
1.歯科において定期検診の大切さとは?
歯医者さんは、虫歯を治すところだと思われがちですが、
実は、虫歯や歯周病を予防することが、一番重要だとしています。
虫歯の治療に関しても、被せ物を入れたから終わりというわけではありません。
その後の経過を見ていくことで、2次カリエスという、第二の虫歯を予防することに繋がります。
(2次カリエスとは、治療した銀歯などの補綴物の下にできてしまう虫歯のこと。)
患者さんの多くは、痛みなどを感じてから来院されます。
虫歯の場合は、痛みなどの症状があるので、病気に気がつきやすいです。
しかし、一番怖いのは”歯周病”です。
なんの違和感もないまま進行していくので、気づいたときには歯が揺れている、なんてことも少なくありません。
歯を失う一番の原因も、虫歯ではなく、実は”歯周病”といわれています。
なので、歯周病の予防をするためにも、歯医者さんでの定期検診はとても大切です。
2.歯科での定期検診は、どんなことをするのか?
では、定期検診について具体的にどんなことをしていくのかを説明します。
- ①虫歯のチェック
自分では気づかない病気を、私たち専門家の目線でしっかり診断していきます。
- ②歯周病のチェック
定期検診の際は必ず、専用の器具を使用して、歯周病の検査をしていきます。
自分が歯周病ではないか、前回の検査から変化はないかの確認をしていきます。
- ③歯のクリーニング
歯周病の検査をしたうえで、個人に合わせた歯のお掃除を行い、歯周病の進行を予防します。
歯ブラシだけでは届かない隙間を、専用の機械で除去していきます。
ここで行う歯のクリーニングこそが、歯周病を予防する一番大切な処置です。
- ④使用歯ブラシの確認、歯磨きのアドバイス
歯ブラシも、個人に合ったものを使用することが大切です。
自分では気づかない部分の汚れを知り、アドバイスを受けることで、
より普段の歯磨きからも、歯周病予防ができるようになります。
それについての確認を、歯科衛生士が毎回行うことで、健康の維持に繋がります!
《まとめ》
歯科検診では、、
①虫歯や歯周病の検査②歯周病予防のための処置③前回から変わりがないかの再確認をしていきます。
3.どれくらいの期間で、定期的に行っていくのか?
だいたい、3ヶ月に一度がおすすめです。
歯のクリーニングをしていても、3ヶ月が経つと歯の表面には歯ブラシでは落としきれない薄い膜ができてしまいます。
その膜を、3ヶ月に一度のペースで剥がしていくことで、”歯周病や虫歯の予防”ができるのです。
虫歯の早期発見や治療も大切ですが、
歯科検診の一番の目的は、『虫歯、歯周病の予防!』です。
☆歯の健康を維持するためにも、ぜひ、3ヶ月に一度の定期検診を!!☆
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