本当は怖い、”歯周病”という病気(;;)
2021.12.20
“歯周病”は、歯の周りの病気のことです。
あまり、その危険性を知られていません。
歯周病になると、「歯を失う」だけではありません。
実は、全身の病気にもつながる危険な要因のひとつです。
歯周病と、全身疾患の関わりについてお話します。
《歯周病と関係の深い全身疾患》
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誤嚥性肺炎
お口の中の細菌が、気道に入ることによって起こる肺炎。
歯周病の原因となる菌が入り込んで起こることがもっとも多いとされます。
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脳梗塞・心筋梗塞
歯周病によって動脈硬化が悪化することがあります。
また、動脈硬化が起こった部位から歯周病菌が検出されることが明らかになっています。
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骨粗しょう症
まだ研究段階ではありますが、歯周病との相関性が強いといわれています。
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細菌性心内膜炎
全症例の30〜40%が口腔内の細菌によって引き起こされているといわれています。
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早産・低体重出産
切迫早産の妊婦の場合、高頻度で歯周病菌が検出され、関連性が注目されています。
また、細菌は胎盤を通過して産科器官への直接的な感染を起こすおそれがあると考えられています。
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糖尿病・肥満
糖尿病や肥満の方は、歯周病になりやすく、逆に、歯周病になると、糖尿病や肥満につながります。
歯周病は、生活習慣病ともいわれています。
生活習慣が乱れて、体調を崩したりすることで、歯茎にも炎症がおこります。
しっかり歯を磨いているはずなのに、歯茎が腫れたり、血が出たり、痛くなることはありませんか?
それは、疲れていたり、寝不足だったり、食事が偏っていたり。
生活の乱れにより、歯茎に起こる症状です。
体のちょっとした変化に、歯茎は敏感なのです。
それに、食べ物の入り口でもあり、また、細菌の入り口でもあります。
お口の中を清潔にすることで、体内への細菌の侵入を防ぐことができます。
歯周病は、お口の中に細菌がいる状態が続くことです。
ご飯を食べるのと同時に、細菌を一緒に体の中まで入れているようなもの。
考えるだけで恐ろしいですよね。(;;)
歯周病は歯だけの病気ではなく、体全体の病気だということを忘れないでください!!
歯周病を防ぐためにも、普段の歯磨き、
それだけではなく、歯医者さんでのクリーニングをしていきましょう♪
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