歯を抜いてしまったら、どうなる!?

2016.06.10

歯を失ってしまったら、どうなる!?

抜歯

こんにちは!!

院長の小泉です。

皆さんの中に、何らかの原因で歯を抜いてしまった方はいらっしゃいますか?親知らずであれば、そこまで影響は無いかもしれません。しかし、通常使う奥歯や前歯の場合、歯を再度作らなければなりません。今回は、どのような治療方法があるのかをご紹介いたします。

そもそも、なぜ歯を抜くことになってしまったのか??

歯を抜かなければならなくなった原因は、様々だと思います。大きく分けて3つの理由によるところが多いです。

1.歯周病が進行してしまった!

歯周病とは歯ではなく歯ぐきの病気です。歯周病によって歯ぐきが炎症を起こしてしまうとその下にある歯を支える骨が減ってきてしまいます。どんどん進行してしまうと歯に支えがなくなってしまい、グラグラになってしまいます。結果として噛み合せた時に痛みが生じてしまい、抜かなければいけなくなってしまいます。

2.虫歯が進行してしまった!

歯に虫歯が出来てしまい、穴が開いてしまった。そのまま放置しておくと穴の中に食べ物が詰まってしまい虫歯が進行してしまいます。虫歯はどんどん大きくなってしまい、最終的には歯の根しか残らなくなってしまいます。状況にもよりますが、根の深いところまで虫歯が到達してしまった場合、抜かなければならなくなってしまいます。

3.歯の根が割れてしまった!

以前歯の神経を取り、差し歯を入れた歯がありませんか?神経を取った歯の質は強度が弱くなってしまいます。歯ぎしりや噛み合わせのズレによってその歯に負担がかかってしまった場合、力に耐えられず歯の根が割れてしまうことがあります。割れている範囲が深いと、抜かなければならなくなってしまいます。

では、どのようにして治療していくのか??

歯を抜いた後その部分に歯を作る場合、方法としてはやはり3つほどあります。順番にご紹介していきます。

1.ブリッジで歯を作る!

ブリッジ

歯を抜いた両脇の歯を削って差し歯を作り、真ん中に歯を付けた一体化の差し歯を作ります。要は両隣の歯を使って橋渡しにするということです。抜いたところに再び同じ様な大きさで歯が入るので、違和感は少ないです。保険診療内で出来る場合も多いので価格も安くできます。ただ、リスクとして両隣の歯をたくさん削らなければなりません。虫歯の無い健康な歯の場合、歯を傷つけてしまいます・・・。

2.入れ歯で歯を作る!

部分入れ歯

歯を抜いた部分に人工の歯を入れ、今ある歯にバネで支えていく方法です。部分的に歯を抜いた場合は部分入れ歯、歯を全て失ってしまった場合は総入れ歯になります。部分入れ歯の場合は歯を削らずに入れることが出来るので、残っている歯に優しいです。保険診療内で作ることも出来ます。しかし始めの内は違和感が大きく、慣れるまでに時間がかかります。

3.インプラントで歯を作る!

インプラント

歯を抜くと自然に歯ぐきが歯のあった部分を覆い、治癒していきます。その歯ぐきの下には骨もある程度再生していきます。その骨の中に人工の根(インプラント)を入れ、その根を土台として歯を作っていきます。ブリッジのように歯を削ることなく、最終的に以前あったような歯を入れることが出来るので、違和感はありません。リスクとしてはインプラントが周りの骨とくっつくまで数ヶ月かかってしまう事、保険が効かないので費用がかかってしまうことです。

まとめ

少々長くなってしまいましたが、歯を抜くことになってしまうとその後が大変です。上に書いた歯周病や虫歯が進行しないよう、日頃からクリーニングなどで予防を行い、もしなってしまっても早期の治療で重症にならないようにすることが大切です。

お痛みが無くても、歯医者さんでのクリーニングとチェックを半年に一度は行いましょう!!

 

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