インプラント in トラブル!!

2017.03.10

インプラント in トラブル!!

こんにちは!!

ホワイトデーも近づき、バレンタインのお返しを何にしようか悩んでいる、院長の小泉です。

マシュマロ?キャンディー??ケーキ???

 

歯を失った(抜歯した)部分への治療法として、「インプラント」というものがあります。簡単に言ってしまえば「骨の中に人工の根を入れ、歯を作る」治療法なんです。

インプラントは素晴らしい治療法です。ブリッジのように周りの歯を傷つけることなく、入れ歯のように違和感もありません。再び自分の歯が出来た感覚で、噛むことができます。

そんな素晴らしいインプラントにも、様々なトラブルが伴うことがあります。

今回は、インプラントにおけるトラブルをお伝えいたします。

 

1.インプラントで起こりえるトラブル

歯周病や虫歯で歯を残せなかった場合、その歯は抜かなければなりません。抜いた後、歯があった部分は骨(歯槽骨)や歯ぐき(歯肉)によって埋められていきます。その骨の中にインプラントを入れていきます。

しかし場所によっては、骨の中に様々な組織が存在します。インプラントを入れる場合、その組織を傷つけないようにしなければなりません。

上下のアゴで異なるので、順番にご説明いたします。

① 上のアゴの場合

上のアゴ(上顎)の場合、注意が必要なのは奥歯の部分です。

奥歯ある部分の骨の奥には、上顎洞と言われる空洞があります。上顎骨にいくつかある副鼻腔と呼ばれる空洞の一つです。

 ← 赤い線の上が上顎洞です。

抜歯した部分から骨にインプラントを入れる穴を開ける場合、注意しないとこの上顎洞に突き抜けてしまうことがあります。その結果、上顎洞に炎症が起こり出血してしまったり、インプラント自体が上顎洞に入ってしまったりします。

また、前歯についても注意が必要です。

前歯は奥歯に比べて根が細く、その根を包んでいる歯槽骨も薄くなっています。前歯を抜歯した場合、その骨はさらに薄くなってしまいます。

その薄い骨に無理にインプラントを入れた場合、インプラントが定着せずグラグラしてしまったり、抜け落ちてしまうことがあります。

② 下のアゴの場合

下のアゴ(下顎)においても、奥歯で注意が必要です。

下顎骨の中には、太い血管と神経の管(下顎管)があります。奥歯の根の下を通って犬歯の手前辺りでホッペの方に出てきます。この神経は頬の触覚を司っています。

 ← 赤い線の部分が下顎管です。

下の奥歯にインプラントを入れる場合、骨に高さがないと下顎管に触れてしまうことがあります。その結果、神経を圧迫してしまい頬に麻痺が残ったり、血管を傷つけて出血してしまったりすることがあります。

また、奥歯の骨は内側(舌側)に大きく凹んでいる部分があります。この凹みの下には太い血管が通っており、インプラントを内側に傾けてしまうと凹みに突き抜けてしまい、血管を傷つけ出血してしまうことがあります

 

2.どうしたら防げるのか?

さて、いろいろと怖いことを書いてしまいました。しかし、上に書いたことは現実に起こりえることなのです。実際に、このような事故の報告もあります。

しかし、これらのトラブルは必ず防ぐことが出来ます。

どうしたら防ぐことが出来るのか・・・?

それは、「準備」です。

インプラントは骨の中に人工の根を入れる治療法です。そのためにインプラントをする部分の骨の形を把握することが重要です。それは通常のレントゲン写真では確認できません。

そのために歯科用CTを撮影し、3次元的に骨の形を確認します。CTは色々な方向から歯や骨を見ることが出来るため、上顎洞や下顎管の位置や骨の厚み、高さを把握し、インプラントのシュミレーションを行います。

 

またインプラントを行う部位の型取りをし模型を作ることにより、インプラントを入れる方向を確認し、噛み合わせなども見ます。

このような準備をしっかりすることで、上記のようなトラブルを防ぎ、よりベストな位置にインプラントを入れることが出来ます。

 

3.まとめ

インプラントは本当に素晴らしい治療法です。

それ故、より安全に治療することが大切だと思います。

せっかくインプラントを入れて、安心して噛めなかったら悲しいですよね・・・。

 

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