シンプルなインプラント
2018.11.26シンプルなインプラント
こんにちは!!
最近、高校時代の友人と会い、ちょっと嬉しかった、院長の小泉です。
もうかれこれ25年の付き合いです。長いですね。
先日、1日お休みを頂きセミナーに参加してきました。
セミナーの内容は、「インプラントの抜歯即時埋入・即時加重」。
題名を見ても、なんのこっちゃ?
今回勉強させて頂いた内容を、お話いたします。
1.インプラントとは?
最近テレビや雑誌でよく見る「インプラント」。
インプラントとは、何らかの理由で歯を失ってしまった場合に、再び歯を作る治療法の1つです。
詳しくは、当クリニックのホームページをご覧ください。
小泉デンタルクリニック HP インプラント
インプラントという治療法には、多くのメリットがあります。それに対してデメリットも必ず存在します。
その1つに「治療時間」があります。
インプラントは、アゴの骨に人工の根を入れ、それを土台にして歯を作製していきます。通常、骨と人工の根が固まる間、数ヶ月間待たなければなりません。
したがって、インプラントを入れてから最終的な歯が入るまで、約3~6ヶ月掛かってします。
2.インプラントは、シンプルに
時間の掛かるインプラント。その時間をどうにか出来ないか?
今回受けたセミナーの内容が、まさにこれでした。
インプラントは、歯を抜いてから傷が治るまでしばらく待ってから行います。
しかし、抜歯と同時にインプラントを入れてしまう(抜歯即時埋入)、そんな方法もあります。
そうすることで、傷が治るまでの時間を短縮できます。
また、インプラントを入れたその日に歯も入れてしまう(即時過重)、そんなことも出来るようになりました。
したがって、歯を抜いたその日に歯が出来上がるわけです。
通常のインプラント治療では、たくさんのステップがあります。段階ごとにインプラントに掛かる負担も多くなります。
まるで夢のような治療法なんです。
3.見極めが大切
歯を抜いた日に、再び歯が出来る。
インプラントの進歩により、そんな治療法が可能になりました。
しかし、この治療法には色々な条件があります。
抜歯をしたその部分ではなく、少し方向を変えてインプラントを入れていきます。インプラントはアゴの骨に結合します。抜歯をした部分の骨の状態が、非常に重要になります。
また、インプラントを入れると同時に歯を作ります。これは仮の歯になるのですが、咬む力は少なからず掛かって来ます。その咬む力に耐えるくらい、インプラントは固定されていなければなりません。
したがって、術前にしっかり検査をし、周りの状況を見極めなければ選択できない治療法でもあるのです。
4.まとめ
インプラントの技術は、日々進化しています。
毎日のように、新しい治療法、新しい製品が発表されています。
その新しい技術をどのように選択するのか?それは、歯科医師の判断です。
患者さんに対してベストな治療を計画し、説明し、ご理解頂いて、実行する。
我々、歯科医師は日々の進歩に遅れる事の無いよう、精進しなければなりません。
全ては、患者さんに美味しく食事して頂くために・・・。
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